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建築現場における工程表の必要性 ~「書き方」&「効率化」のコツ!~

  • 2023.05.03

建築現場における工程表は、プロジェクトの進行状況を正確に把握し、スケジュール通りに工事を進めるために欠かせないツールですが、工程表の作成や管理は現場を監督にとって煩雑な作業であるともいえます。
本記事では、工程表の書き方や効率化のコツについて詳しく解説しますので、建築プロジェクトに携わる方々みなさまにぜひ参考にしていただき、工事のスムーズな進行につなげていただけたらと思います。

建築工事の工程表の必要性

建築工事の工程表は、建築現場においてスムーズに工事を進めていくため必要不可欠なツールです。

工程表には、工事全体のスケジュールや進捗状況が詳細に記載されており、建築現場の管理者や工事関係者は、工程表に基づいて作業計画を策定し、工事を進めていきます。

 

工程表は、工事の予算やスケジュールを管理するためにも大きな役割を果たします。

例えば、工程表に記載されている工事内容とスケジュールに合わせ、工事期間中に必要な材料や資材の発注タイミングや数量を決定します。

また、工程表で組まれた予定よりも遅れが生じた場合は、工程表内に残っている残工程と納期を確認し、適切な対策を講じることによって、万が一遅れが発生してもスケジュール通りに工事を進めるための調整が可能となります。

 

さらに、工程表は、建築プロジェクトのステークホルダー(関係者)間のコミュニケーションを円滑にするためにも重要です。

例えば、施工会社や建築主、設計者など、プロジェクトに携わる全ての関係者が、工程表に基づいて同じ目標に向かって協力することができます。

これによって理解の相違などのリスクを減らし、完工までプロジェクトをスムーズに進めることができます。

 

このように、建築工事の工程表は、プロジェクト全体のスケジュールや進捗状況を管理するための軸となる重要な資料であるということがよくお分かりいただけると思います。

建築現場で必要不可欠な工程表 ~書き方のコツ~

工程表は、プロジェクト全体を見渡し、各工程の進行状況や工事の依頼先などの管理を行う大切な資料です。

こちらの目次では、建築現場で必要不可な工程表を作成する際のコツをご紹介します。

 

まず、工程表の作成には、プロジェクト全体のスケジュールを明確に把握することが重要です。

各工程の開始時期と終了時期を明確にし、工程間の余裕時間も考慮しながら、全体のスケジュールを決定していきます。

 

次に、各工程の担当者や依頼先を決定します。

工程によっては、外部業者に依頼する必要があるため、依頼先を決める際には、納期や費用、品質などを考慮する必要があります。

 

 

~工程表の書き方について~

基本的にはExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトを使って作成します。作業項目や担当者、納期、進捗状況、備考欄などを記入し全体の工程を組み立て、プロジェクトの進行を管理します。

 

工程表を効率的に管理するためには、適切なタイミングで全体の進捗状況を共有するが重要です。工程ごとに細かく分割し、作業者による進捗報告や工程の見直しを頻繁に行うようにしましょう。

 

~工程表作成のコツ~

■その1 目的の明確化

工程表は「誰に」「何を」伝えるためものなのか、それをまず明確にする必要があります。

例えば…

・協業全社に向けて全体の工期確認のため

・月内の作業・工程について把握し管理をするため

・工程ごとの職人・業者・材料手配のため

 

このように目的を定めると、自ずと必要な情報や見せ方が変わってきます。

 

■その2 見やすさ

誰が見ても一目でわかるような見やすさを意識した表作成が大切です。

例えば、工程や対応内容によって色分けをする。

これらを工事に携わる社内・協業関係のスタッフ全員で共有しておくと見やすく分かりやすい表に仕上げることができます。

 

とはいえ、エクセルなどを使って工程表を作成し、それを関係者へくまなく展開する必要があることも、業務が煩雑になってしまう一つの要因です。

そこで次の目次では、アプリを使った工程管理の効率化について解説・ご紹介したいと思います。

施工管理アプリを使った工程管理の効率化

最近の建築現場において、工程管理をより簡単に効率的に行うことができる施工管理アプリを使った工程管理の効率化が浸透してきています。

 

施工管理アプリの工程表は、スマホを使って工程表の作成や変更が簡単な操作で進められるだけではなく、工事に係る工程と協業者の情報が一元化されます。これにより、作業スケジュールの調整もスムーズに行うことができます。

 

さらに、施工管理アプリを使用することで、作業員とのコミュニケーションが効率的に行えます。

アプリ上で作業員とチャットできる機能がある場合、工程に変更があった場合の対処(変更と共有)が手元の操作で瞬時に行えます。

 

さらに、写真のアルバム機能やチャット機能の利用により、現場の進捗状況をリアルタイムで把握することができます。最新の進捗が常に把握できるため、工程管理の見通しが立つことは、作業の遅れやミスの早期発見につながるため、遅延やコストアップを抑えることもできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現場において非常に重要な役割を果たしている工程表ですが、現場を回す際に平行して行わなければならない作業は多く、工程表の作成・管理・共有が一度にできる施工管理アプリは非常に魅力的です。

最近では、施工管理アプリの多くがスマートフォンアプリとして提供されており、低コストで導入できるアプリも揃って

いますので、現場作業を安全にスムーズに進めるためのメリットがたくさんの施工管理アプリ、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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