施工管理アプリ現場っぷ

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施工管理アプリの共有範囲はどこまで?

  • 2023.05.22

現代の建設現場では、施工管理アプリが広く活用されています。このアプリは、職人の出勤管理や工程管理、品質管理など、さまざまな業務に利用されます。しかし、顧客の個人情報や入金情報が含まれていることもあるため、施工管理アプリの共有範囲については、セキュリティ情報やプライバシー保護などの観点から、慎重に検討する必要があります。今回は、施工管理アプリの共有範囲についてご紹介いたします。

施工管理アプリで共有できること

施工管理アプリでは、建設現場で必要な多くの業務を効率的に管理することができます。以下に、施工管理アプリで共有できる主な情報や機能をいくつかご紹介いたします。

 

【スケジュール情報共有】

施工管理アプリでは、建設プロジェクトのスケジュール情報を共有することができます。関係者は、工程の進捗状況や予定の変更などをリアルタイムで確認することができます。

 

【建設図面や設計データの共有】

施工管理アプリでは、図面建設や設計データをデジタル形式で共有することができます。関係者は、正確な図面情報にアクセスし、施工作業や変更点の確認に活用することができます。

 

【品質管理情報共有】

施工管理アプリでは、品質管理に関する情報を共有することができます。情報共有の迅速性や管理者・現場との認識ズレの低減といった効果を通して、間接的に施工品質の向上が期待できます。

 

【安全管理情報共有】

施工現場の安全管理に関する情報も、施工管理アプリで共有することができます。関係者は、安全ルールの確認や危険箇所の報告などをアプリ上で共有し、事故の予防に役立つことができます。

 

【コミュニケーション機能の共有】

実施管理アプリには、チャット機能やコメント機能などのコミュニケーション機能も共有しています。

 

これらの共有機能により、関係者間での情報共有や作業の連携がスムーズに行われます。施工管理アプリは、建設プロジェクトの進行管理や品質管理、安全管理などの業務において、効率化とコラボレーションを促進する重要なツールとなります。

共有者の範囲は?

施工管理アプリの共有者の範囲は、建設プロジェクトの進行状況やプロジェクト管理に必要な情報を持つ関係者に限定するのが望ましいでしょう。

 

□理由は…

その理由は、情報漏洩のリスクを減らすためです。プロジェクトの進行状況やプロジェクト管理に必要な情報は、特に競合他社にとって有用な情報となり得ます。そのため、情報漏洩につながるリスクを最小限に抑えるため、関係者に限定することが重要です。

 

●プロジェクトマネージャー

建設プロジェクト全体の管理責任を持つプロジェクトマネージャーは、施工管理アプリにアクセスする権限が必要です。

 

●設計者・エンジニア

設計者やエンジニアは、施工管理アプリを通じて現場の進行状況を確認することで、設計やエンジニアリングに必要な情報を得ることができます。そのおかげで施工上の問題を早期に発見・解決することができます。

 

●サブコントラクター

特定の作業を担当するサブコントラクターにも、実施管理アプリへのアクセスを許可することができます。これにより、サブコントラクターも現場全体の進捗状況を確認し、自分たちの作業に必要な情報を得ることができます。

(サブコントラクターとは、一般的に、元請業者(ゼネコン)から工事を受注する下請業者のことを指します。)

 

~施主様も共有可能~

アルバムごとに共有範囲を設定し、作業進捗を写真で施主様へ共有することもできます。

 

以上のように、施工管理アプリの共有者の範囲は、建設プロジェクトの関係者に限定されるべきです。ただし、必要に応じて、範囲を拡大・縮小することができます。

共有範囲でデータ容量や料金は違う?

施工管理アプリの場合、共有範囲によってデータ容量や料金が異なる場合があります。 一般的に、共有者の数が増えるほどデータ容量や料金が増加する傾向があります。

 

~建設現場の監督者や担当者のみで共有する場合~

この場合、データ容量は比較的少なく、料金は低コストで利用できる可能性が高いです。

 

~建設現場の情報を一般化する場合~

この場合、多くの人がアクセス可能となるため、データ容量や料金が大幅に増加する可能性があります。そのため、セキュリティやプライバシーの公開の観点からも注意が必要です。

 

共有範囲を適切に設定することで、データ容量や料金を最適化し、効率的な施工管理が容易になります。

 

施工管理アプリでデータ容量を多く消費するものは?

施工管理アプリは、データ容量の使用量はさまざまな要素に依存しますが、一般的に以下の要素が大きなデータ容量を使用する傾向があります。

 

1.建設図面や設計データ

建設プロジェクトでは、建設図面や設計データが重要な情報となります。

 

2.現場の写真やビデオ

建設現場では、進捗状況の記録や品質管理のために写真やビデオを頻繁に撮影するため、大きな容量を使用する場合があります。

 

3.ドキュメントの量

工程表、進捗報告、品質検査レポートなどはテキストや表の形式で進められますが、プロジェクトの規模や期間が長い場合は、これらのドキュメントの量が増え、データ容量も増える可能性があります。

 

重要なのは、施工管理アプリがデータ容量を最適化する機能を提供していることです。 一部のアプリでは、画像やビデオの圧縮、データの自動削除などの機能を備えており、効率的なデータ管理が可能です。

 

今回は、施工管理アプリの共有範囲はどこまでかをご紹介いたしました。建設現場のリアルな声をもとに作られた「現場っぷ」は、本当に必要な機能だけを集めたアプリです。ぜひお試しください。

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建設×IT専門の会社が本気で作った施工管理アプリ 現場っぷ
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