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施工管理に必要な資格って何?

  • 2023.02.24

建設現場にはさまざまな職種の人が働いています。具体的には「大工」「とび」「電気工」「解体工」「配管工」「塗装工」「左官工」「庭師」「重機のオペレーター」「鉄筋工」など、主な職種を挙げただけでも多くの種類があります。この現場の工事を監督していく役割の「施工管理」という職種があります。たくさんの職人がいる現場の管理は大変そうと感じますが、「施工管理」は誰でもなれるのでしょうか?技術やスキルまたは資格が必要かなど詳しく解説いたします。

施工管理は未経験でも働ける?

「施工管理」とは、字の通り施工全体の管理を行うことです。施工作業そのものを行うわけではなく、施工現場を含む「四大管理」と呼ばれる業務を手掛ける職業です。

 

【四大管理とは】

1)工程管理

工事をするために計画に基づいてスケジュールを組み、納期に間に合うよう完成させます。職人がスムーズに仕事が出来るよう管理し、スケジュールまでに完成を間に合わせるのも施工管理の仕事です。また、急な予定変更があった場合にも、臨機応変にスケジュールを組み直さなければなりません。

 

2)品質管理

計画通りに設計書や仕様書を確認しながら工事を管理することです。具体的には材料の品質確認や、デザインや寸法、強度に問題はないかなど確認をします。

 

3)原価管理

決められた予算内に工事が完了するように原価や経費などを管理する仕事です。工事の原価は工程や品質によっても左右されるので、施工管理では工程、品質、原価を総合的に管理していきます。

 

4)安全管理

建築現場での事故を防ぐことは施工管理の重要な仕事です。高所作業や大型機材の搬入・搬出などが頻繁にある建築現場は、非常に事故が発生しやすい場所だといえます。作業開始前の打ち合わせやヒヤリ・ハット運動、作業中の声がけなども安全管理業務に含まれます。

 

【未経験OK?】

施工管理には資格がありますが、未経験・資格なしでも働けます。ただし最低限『コミュニケーション能力』は必要です。現場で仕事をするにあたり、仕事の指示や打ち合わせなど、作業員とのコミュニケーションを取る場面が数多くあります。

 

【役立つスキル】

施工管理の仕事は、現場管理だけでなく事務的なデスクワークなどの業務も数多くあります。多くの業務を処理するために、施工管理が持っておいた方が良いスキルをご紹介いたします。

 

●WordやExcelの基本的なスキル

Excelでの工程表や原価管理表の作成、Wordでの作業手順書や関係書類の作成などの業務があるため、重要なスキルです。

 

●CADのスキル

設計事務所や元請けから送られてくる図面は、ほぼCADを利用したデータ図面であるため、CADのスキルを習得しておくことで施工管理の業務にも非常に役立つと言えるでしょう。

 

●コミュニケーションアプリの利用スキル

パソコンやスマホなどの端末で連絡アプリを利用すれば、関係者への連絡や周知も迅速に対応することができます。今後もコミュニケーションアプリの利用拡大が見込まれるため、抵抗なくアプリやツールを利用できるようにしておくと良いでしょう。

資格の種類

施工管理は資格なしでも働けますが、『施工管理技士』という国家資格があります。仕事内容に応じて7種類にわけられます。すべての資格を取得しなくても施工管理は行えますが、一つでも多くの資格を得ていれば現場で管理できるものの幅が広がります。

 

■建築施工管理技士

建築工事を行う際の施工計画、施工図の作成、工程・品質管理を適切に行える技術を証明する資格

 

■土木施工管理技士

ビルやマンション建設だけではなく、橋や道路、トンネル、ダムなどの土木工事現場での施工管理を可能にする資格

 

■電気工事施工管理技士

変電・送電設備、照明や配線などの電気設備工事の施工管理を可能にする資格

 

■管工事施工管理技士

空調設備やガスの配管、ダクト工事のほか、上下水道設備など、ビルやマンションに設置されるあらゆる管にかかわる工事の施工管理を可能にする資格

 

■造園施工管理技士

公園、庭園などの造園工事や道路の緑化工事の施工管理を可能にする資格

 

■建設機械施工管理技士

油圧ショベルやクレーン車、ブルドーザーなどの建設機械を用いるような建設現場での施工管理を可能にする資格

 

■電気通信工事施工管理技士

有線(無線LAN)の設置、防犯カメラや入退室管理システムの設備、モバイル通信用の設備工事などの施工管理を可能にする資格

施工管理技士1級と2級の違い

『施工管理技士』は1級と2級があります。1級と2級では担当できる業務が異なります。

 

●建設工事の規模

【1級施工管理技士】監理技術者・主任技術者

1級施工管理技士が扱える工事規模には制限がなく、工事現場の規模が大きくなるほど1級施工管理技士のニーズが高いです。

 

【2級施工管理技士】主任技術者

2級施工管理技士は主に中小規模の建設工事を扱います。外注総額税込4,000万円未満の元請業者や下請に入る建設業者が、現場に配置しなければならない技術者です。ただし、外注総額税込4,000万円以上(建築一式工事の場合は6,000万円以上)の現場となると、1級の資格取得が必要です。

 

まとめ

施工管理は工事全体の進捗管理、図面や工程表作成さらには作業報告など、管理すべき項目は多岐にわたります。少しでも業務を効率化するために、サポート体制が充実している施工管理アプリの「現場っぷ」を利用しませんか?

 

施工管理システム(工事管理システム)もありますが、施工現場ではスマートフォンやタブレットで簡単に利用できるアプリが便利です。

 

ハード面はアプリに任せ、気難しい職人への指示などのソフト面は持ち前のコミュニケーション能力を発揮しましょう。

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