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施工管理アプリを選ぶ基準をご紹介

  • 2023.03.13

近年、建築現場でのデジタル化が進んでおり、無料で利用できる施工管理アプリも多く開発されています。建築現場で働く人は、現場の効率化を目指して施工管理アプリを活用したいと考えるでしょう。しかし、施工管理アプリの選び方を間違うと、失敗する可能性もあります。本記事では、施工管理アプリを選ぶ際の基準をご紹介します。機能や技術サポートなどを含めて、詳しく解説します。ぜひ、本記事を読んで、施工管理アプリを選ぶ際の参考にしてください。

基準は何?

施工管理アプリは無料版から有料版まで数多くあります。試してみたいけど何がいいかわからず時間だけが過ぎていませんか?施工管理アプリを選ぶ基準がわかれば、おのずと選択するアプリが視えてきます。

 

●操作が簡単なものを選ぶ

まず、アプリは操作ができないと使いこなせませんので、一番重視は『操作性』です。建築業界ではベテランの方が多く、ITリテラシーが低い人やパソコン・タブレットなどの操作に慣れていない人も少なくありません。見やすくわかりやすい画面かつ直感的に操作ができるなど、誰でも簡単に利用ができるソフトやアプリを選択することが重要です。

 

●サポート体制の充実度

導入後のサポート体制も必要なポイントです。新たなソフトやアプリを導入すれば、不具合が起こることが想定されます。現場は昼夜問わず稼働しているため、24時間チャットできるか、土休日のサポート体制があるかなどしっかり見極めましょう。

 

●現場に適しているか

社内の情報共有に使用する場合と、協力業者とのやり取りもアプリで管理するかによっても選択するアプリが変わります。施工管理アプリは、対象としている工種や機能に違いがあるため、現場に適しているかどうかの見分けが大切です。「リフォーム会社に特化している」や「写真管理に特化している」など、アプリにより工種や機能に違いがあります。

 

●利用人数・アカウント数で選ぶ

多くの施工管理アプリは、アカウント数が増えるたびに金額が高くなる傾向にあります。アプリを利用する人数や範囲、施工規模を洗い出し、アプリを比較してください。

 

●費用

施工管理アプリにかかる費用は「初期費用」「月額料金(年額料金)」「容量・ユーザー追加による費用」「オプション料金」「サポート費用」があります。無料で利用できるものから年間数万円かかるものまでさまざまです。高いからいいというわけではありません。使いきれない機能で割高設定になっている可能性があります。

アプリ導入の成功例

施工管理アプリには、チャットやトーク機能があります。現場単位で会話を記録し、既読未読も確認できるため「言った言わない」のトラブルが防止できます。また、写真や動画、CADデータ等あらゆるファイルの添付が可能で、画像やPDFに対し朱書き(注釈)もできます。

 

【コミュニケーションをスムーズにできる】

工事を進める際には、取引先や職人または事務所の社員などさまざまな人とコミュニケーションをとる必要があります。しかし、連絡手段の煩雑化などの問題によって、コミュニケーションがスムーズにいかずストレスになっている場面が多々あります。

 

~連絡手段の煩雑化の改善例~

・情報手段を施工管理ソフトやアプリ一つにまとめることで、認識のずれや連絡の遅れを改善できる

・グループチャット機能や掲示板機能で、工事に関するすべての人に情報共有が可能となる

・プライベートの電話やメール、LINEを利用する必要がなく、確認漏れや個人情報の漏れを防止できる

 

【情報共有がリアルタイムで行える】

リアルタイムでの共有により、品質向上にもつながります。アプリにアップロードされた情報は即座に反映され、閲覧権限がある方ならすぐに確認することができます。たとえばスケジュールや図面に変更があった場合も、変更した情報をアプリで更新すれば即座に関係者全員に共有することができ便利です。

 

~情報共有の改善例~

・写真をパソコン上に取り込むために帰社する必要がない

・報告書などの書類をアプリ上で作成・管理できる

・現場写真や工程表、図面などのデータを簡単に共有できる

無料アプリの落とし穴

無料で利用できる施工管理アプリには注意点もあります。いくつかご紹介いたします。

 

【すべて無料と思ったのに…】

すべて無料で使えると思ったら「基本機能は無料」と小さく注釈がある場合があります。

 

【機能が限定的だった…】

無料版の場合、機能が下記のように限定されるケースもあります。

・工程表の作成はできても見積書の作成はできない

・利用回数に上限がある

 

【人数制限があった…】

無料版は人数やアカウント数に制限があるケースがあります。そのため規模によっては活用しにくいケースもあるので注意が必要です。

 

【データ容量が少なかった…】

無料版の場合、データ容量制限があり、写真や資料などのデータ保存量を増やしたい場合に別途料金が発生することもあります。

 

【サポート体制が不十分だった…】

無料版だと手厚いサポートが受けられないことがあります。無料版の多くはFAQ・サポートサイトを通じた『自己解決型』のサポート体制が多く、サポート体制が不十分と感じるかもしれません。若手社員なら自己解決できるかもしれませんが、ベテランの職人はまず操作方法を覚えるのに時間がかかり、さらに不具合も解決できなければ使われなくなります。

 

料金だけで考えず、シンプルでサポート体制が整った施工管理アプリを選びましょう。

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